金融プレーヤーの新旧交代
日本でも、銀行のファイナンスビジネスにおける地位が相当低下して、アメリカの投資銀行的な役割を担えるプレーヤーがいずれ現れるでしょう。日本の証券会社にその力がなければ、本場アメリカから進出してくるだけです。ともかく、この貸し渋りがなければ間接金融から直接金融へ切り替わるチャンスもなかったわけですから、長い目で見れば不動産投資市場づくりには有利な要因だったのです。それぐらいの気持ちでいた方がいいかもしれません。不動産市場の主役達がここにきて明らかに変わり始めていることを、私は確信しています。不動産投資ビジネスが飛躍するためには、避けて通れない道なのでしょう。【金融プレーヤーの新旧交代】金融プレーヤーの世界でも新旧交代の動きが徐々に広がっていくでしょう。日本では、金融ビジネスといえば預金を預かって融資業務を行う銀行業が中心だと思われてきたわけですが、これからは違います。少なくとも、自己資本比率が一○%にも満たない銀行が、資金供給者(預金者)と資金需要者(借り主)の間にたって与信リスクを負い続ける構図は長くは続きません。預金を預かってまた貸しするだけの銀行ビジネスは時代遅れだという認識が、いずれ日本人の間にも広がっていくことでしょうから、賢明な投資家にとってはいかに早く頭の切り替えを行うかが重要です。
